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明日卒業だしお話書きます

明日卒業だしお話書きます

(2015年3月9日 21:02:52) [ID: 78178143]
名前
コメント
23:从\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\'A`从 ◆9Q9KAMn8hU [2015年3月10日 1:59:26] ID:fd473e46
お疲れ様でしたぁ!
読み終わりましたよ!今にも爆発しそうな話でしたね!
22:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月10日 1:55:03] ID:e2b2df68
寝るぜノシ
21:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月10日 1:53:55] ID:e2b2df68
「そんなの、じゃあ俺を頼れよ。お前の、友達だぞ?
お前の背中、おすぐらいできるんだぞ。
彼女さんの方に押すことぐらい、簡単だよ。
なんなら、蹴飛ばしてやってもいいぞ」
そう言って、フグを睨んだ。
「そうだ。てめえの背中、蹴飛ばしてやるよ。
そんなにこえーんなら俺がいくらでも蹴飛ばしてやる。
それでいいだろ」
「きっと、お前を受け止めてくれる人が、いるんだから。そんな風に、ずっと支えてくれる人が、お前のすぐそばに、いるんだから」
さぁ行ってこいよ!ヘタレ!
そう言って俺は彼の背中を蹴飛ばした。
精一杯の応援を込めた思い"言葉"の一撃で。
びっくりした顔をピクリとも動かさずこっちを見ていたフグは、やがて、ニヤリと笑った。
「わかったよ、痛いなぁ。少しは手加減しろよな」
そう言って、俺に背中を見せ、走った。
きっと、彼を受け止めてくれる出あろう人のもとへ、彼は、全速力で。

終われ
20:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月10日 1:38:42] ID:e2b2df68
フグは困った顔を隠さずに、目をそらした。
......や、無理。
その答えが返って来るまで、俺はこの感情を何と分類すべきか考えていた。
苛立ちに煮立つ臓腑。しかし冷静な頭。
すっと深く息を吸う。
「この、馬鹿野郎。」
「この間、俺言ったよな。一緒にいてやれって。
最後の別れにしないように、努力ぐらいしろよ。
何したらいーかわかんねーとか、子供かよ。
ふざけるな」
溢れ出した感情に、歯止めを必死にかけている。
そんな俺の様子を見て、フグは自嘲気味に言った。
「俺は、そんなに賢くも、強くも無いよ。
悲しませたくないだけで、思う他には何もしない。
仕方無いんだよ、こんな俺だから」
息が詰まった。
なんだよ、それ。
そんな理由で、恋人を、好きな人を、傷つけるのかよ。
ふざけるな。
19:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月10日 1:25:50] ID:e2b2df68
ちゃんと彼女といるだろうか?
お節介だが、そんなことが気になり出した。
顔も知らない彼女の事も、なんだか心配になったが、極力考えないようにした。

いろんな人が、涙を流している。
別れを惜しむ涙。
感謝の涙。
俺は流さなかったけれど、それを見て、しんみりと、
湿っぽい心になった。

さて、そろそろ帰ろうかな、そう思った時、見慣れた顔を見つけた。
そちらに向かってに歩く。
「よう。もう最後か」
そう声を掛ける。
「あー、そうなるな」
「どう?泣きそうか?」
そう茶化すと
「へっ、うるせえわ」
と答えた。
「一人、なのか?ちゃんと、その、彼女さんのところにはいったか?」
そうフグに訊く。
18:从\\\\\\\'A`从 ◆9Q9KAMn8hU [2015年3月10日 1:12:19] ID:fd473e46
ウミガメのスープワロタ
斬新
17:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月10日 1:07:10] ID:e2b2df68
ちなみにクイズの答えは
http://hamham278.blog76.fc2.com/blog-entry-77.html
こちらに
16:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月10日 1:06:22] ID:e2b2df68
式の最中は、幼馴染とウミガメのスープのお題を出し合って、時間一杯推理するという
素晴らしいアイデアに乗っ取り、
銃声は一発、弾は二発という難問に取り掛かっていた。
お陰で式はあっという間に終わり、退場の時間となった。
体育館を出て、全員でテニスコートに向かう。
そこで最後の別れを惜しむ時間が設けられた。
泣いている奴の方が若干多く、微笑ましくおもった。
そして幼馴染とクイズの答え合わせをした後に、一つ、気がかりなことを思い出した。
そうだ。フグ。
あいつは、どうしている?
15:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月10日 0:54:02] ID:e2b2df68
当日の朝も、別にいつも通りの朝だった。
当日の「いってきます」も、いつも通りだった。
当日の通学路も、いつも通りだった。
そして学校につくと、そこはいつも通りではなかった。
いつもなら人がたくさんいた校門近くには数える程の三年しかいない。
集合場所に決められていたテニスコートにいくと、そこにはもう何十人か卒業生が集まっていた。
クラスで固まっているらしいので、自分のクラスのメンツがいる方へ歩く。
男子も女子も、まだ誰も泣いて居ないのに少しつまらんと思いながら地面にしゃがみ込む。
卒業式中どう暇つぶしするかを真剣に幼馴染と話し合っていると、
もう入場の時間になっていた。
14:从\\\'A`从 ◆9Q9KAMn8hU [2015年3月10日 0:47:04] ID:fd473e46
名前のアポストロが…あわわわわわわ支援
13:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月10日 0:36:47] ID:e2b2df68
誰も居ないお...
見てるならレス欲しいお....

三月に入り、フグの口数はだんだんとまた減少して行った。
仕方のないことだが、それでもやはりさみしそうな彼はみたくなかった。
友と、
「あいつもうマジで喋んねーな」
などど聞こえるように話しても無反応だったりということはしばしばだった。
そんな日々が続き、ついに卒業式前日の帰り道。
雨の中、傘を忘れたアホ三人は、しかしそれに動じずに、ひょこひょこ歩いて帰った。
でも、その中には何と無く暗い空気が流れていた。
そのせいで、フグに明日どうするかは訊けなかった。
訊く勇気など、持っていなかった。
12:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月10日 0:25:25] ID:e2b2df68
フグはこっちを見てから、
「そーいうもんかね...」
と下を向いた。
「そーさ。アプローチしたのはどっち?」
「あっち」
「じゃあ尚の事そうだと思うぞ」
女には詳しく無いし、経験もないけれど、恋とは、そういうものと、
心の何処かが言っている。
「お前は恋人を悲しませたく無いんだろ?」
「おう...そりゃあまあ、な」
「じゃあ、一緒にいてやれ。出来るなら肩を抱け。
それでいい。それだけで」
思わず口をついて出たその言葉は、機能しなくなって久しい恋愛の心が
言わせたものだった。
昔、片思いをしていた子に、したくてもできなかった、そんな事。
こいつには叶えて欲しい。そう思った。
そして、自分の悩みを断ち切って欲しい、そう思った。
11:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月9日 23:58:42] ID:78178143
心配、とか、友情、とか、そんな臭い言葉が
「あのさ、フグ。どーすんの、色々」
俺にこんな事を訊かせた。
フグは察しのいいほうでは無いが、
「んあー、寮暮らしになるからなー」
と答えた。
「まあ月一で会うし、そんな遠くないし」
と言っている。
「遠距離恋愛かー、かっこいいな。普通の恋愛も知らん身からすれば、
羨ましい限りの悩みだ」
半分冗談、半分本気とはこういう事を言うのか、と思った。
「どこがだよ? 普通の恋愛もおぼつかないのに」
「普通の恋愛ではどんな悩みが?」
「俺、あんまり話題振るタイプじゃ無いから、一緒にいる時とか沈黙がヤバい」
一緒にいる時、という響きに(爆発しろ)と思ったが、
「いやーいいねえー青春だよ。そーいうのも」
と答えた。
「いやいや、それはねーから。人はそれを友達と呼ぶから」
そう言ってかぶりを振るフグをデコピンしつつ、
「好きな人となんて、一緒に居られるだけでいいんだと思うよ。俺はそうだったし」
そう格好をつけて言った。
10:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月9日 23:32:14] ID:78178143
時間経過
二月末頃

放課後、いつものようにふらりと校舎を出ると、フグの姿を見つけた。
友は?、と訊くと
「知らん。あいつの組の担任話長いこと多いからなあ」
そうか、たまにあいつのクラスはかなり遅くに帰る事があり、
その時は決まって放って帰る事にしている。
「んじゃあ、行くか」
と俺はフグと共に校門をくぐる。
最近すっかり暖かくなってきたなあ、などと取り留めもない話をしながら歩く。
いつもと違う帰り道だと感じさせるのは、友が居ないから、春に向かい暖かくなったから、
そして、フグが暗い表情をちらちらと覗かせるから。
はあ、とため息をつくと
「どした?」
と尋ねてきた。
こいつは、今どう思っているのだろう。
恋愛なぞ一度も経験したことのない俺にわかったものではないけれど、
こいつの頭の中は、今あやふやなのでは無いだろうか。
9:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月9日 23:02:54] ID:78178143
それは
「そっかーフグもう行くもんな」
俺の代わりに友が話した。
そう、こいつは進路の関係で近い内他県に行くことになっているのだ。
すっかり失念してしまっていた。
「いや、昨日あんま寝てなくて」
そう言うフグを無視し、
「なあフグ、向こういったらは彼女どーすんの」
と尋ねた。
「....まあ月一で会えるし」
と目を合わせずに彼は答える。
ふむ。またこれか、と何度も聞いた彼の返事に呆れる。
俺は月一で会えるから何なのか訊きたいのだか、流石にそこまで踏み込む気はない。
だか、なんだか頼りない感じのその声が不安になり、俺をせっかい焼きにさせるのだ。
ふう、と息を吐き、それからまたいつも調子で俺達はペラペラと話しながらそれぞれ
家に帰った。
8:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月9日 22:38:57] ID:78178143
いつもは俺がボケると快活に突っ込んでくれるのだが、
今日は
「あぁ...へへ」
という味も素っ気もない返事をされた。
ふうむと鞄を方にかけ腕組みをして推理する。
なんだろう。彼に関する記憶を探るが、なにも思い浮かばない。
そんな時、
「フグ、彼女のことか?」
という友の声が聴こえた。
そうか、彼女。
先程も述べたが、フグはモテる。故に彼女がいるのだ。
フグの方を見る。
「んー?」
という返事。
瞬時に俺は彼女の事と判断し、フグに少し近寄る。
そう、そしてこいつは彼女との事で、重大な問題を抱えているのだ。
7:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月9日 22:23:11] ID:78178143
俺と友には共通の趣味のゲームの話をし、フグは無言でいるというのが
何時もの帰り道だ。
もちろんフグをほったらかしにはせず、時々話しかけてヘラヘラと笑う。
フグはコミュ障ではないし、むしろモテる程なのだが、なぜか帰り道
は無口で、でも一緒に三人で帰る。
その心地よい雰囲気は好きだし、友するゲームの話は楽しいのだが、
その日はなんだかフグに元気がない。
友に理由を知っているか尋ねるが
「テロリストの襲撃で両親を殺されたんだよ...」
と、知らないという旨のボケをかまされた。
6:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月9日 22:14:17] ID:78178143
声がした方にいつのまにか俯けていた顔を上げると、これまた
見慣れた二つの顔がある。
彼等こそ俺の友達である、でかい体の眼鏡男と、細い体の眼鏡男である。
ちなみに俺は中くらいの体の眼鏡男であるがそれはどうでもいい。
「よし、帰るか」
と声を掛けて肩を並べて帰路につく。
俺とでかい体の眼鏡男(以下、友)は隣同士に、細い体の眼鏡男(以下、フグ)
はトコトコとその隣を歩く。
5:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月9日 22:01:54] ID:78178143
正門近くの背の高い時計に目をやる。三時五十分。
少し時間がかかるだろうか。
まあ、別に時間がかかっても構わない。どうせ早く家に帰ったところで
受験前だからどうのこうのと小言を言われるだけだ。
卒業を前に気を引き締める者もあれば、俺のように億劫がる者もいる。
ずっと義務教育のままぼーっと過ごしたいなーと素敵な妄想を繰り広
げていたら、
「おい」
と、聴き慣れた男の声が聴こえた。
4:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月9日 21:47:29] ID:78178143
二月中頃
終業のチャイムがなると、委員長の号令とともにクラス中が一斉に立ち上がり、
ぺこりと教壇の教師に向かいお辞儀をする。
頭を上げるとガヤガヤとしたざわめきが起こり、皆教室を出始めた。
俺もそれに習い鞄を持ってドアに向かう。
廊下を抜け、人口密度の高い靴箱へ歩く。
同じクラスの中に帰り道が同じになる奴はいないため、靴を履き替えるとさっさと校舎を出て、そこで他クラスの友達を待った。
俺の他にも待ち合わせをしている奴はたくさんいたが、その中にあいつの姿はない。
3:lotus◆5EJ71eKlNQ [2015年3月9日 21:45:43] ID:3671d13a
続けて続けて
2:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月9日 21:23:33] ID:78178143
とある県のとある市のとある町。
そこに立つとある中学校は、毎年訪れる節目の行事を
粛粛と終わらせ、今は一息ついているようにみえる。
もう満開の梅と、ぽつり、ぽつりと花をつけ始めた
桜。
誰もいなくなった三年の教室。
大体の人はこの景色を見て、少しくらいは思うものが
あるだろう。
今から語る物語は、決して別れの物語ではない。
今日、この日を迎え、再び出会った二人の物語。
少女漫画のように御都合主義とはいかないけれど、
でも少し、ロマンティックなお話だ。
1:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月9日 21:04:10] ID:78178143
という訳で書く
今回も事実を元にした話

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