102:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月8日 0:55:48] ID:e242c13c
じわり、じわりと溢れそうになる涙を堪えて前を向く。
隣を歩く彼女に気取らないように涙を拭いて、咳を一つした。
なんで、今涙が出るのだろう。
実感のない、漠然とした悲しみが心を攻め立てる。
彼らの死を嘆いていない自分が嫌になってしまったのか。
違う。本当は解っていることじゃないか。
僕は、あえて彼らの死を直視することを避けてきた。
病室で泣いていた時も、まだ彼らの死を受け止めきれてなどいなかった。
「僕は、弱いな」
交差点で信号待ちをしている時、声に出したつもりは無かったが、そう呟いていた。
彼女がこちらを向いた気配がして、思わず顔をそらす。まだ目には涙が滲んでいるからだった。
続く
101:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月8日 0:40:47] ID:e242c13c
にょあああああさみしいよおおお誰か構ってえええ
一通り検査も終了し、治療費も彼女が立て替えてくれた。
お礼を言うと
「いや、いい、ですよ、別に」
と言われた。
なんだか随分と久し振りに彼女のあがり症っぷりを見た気がして、笑う。
入院費などは後日振り込めばいいらしいので、
それは遺品整理を済ませてからになりそうだ。
遺品。本当に死んでしまったのか、という実感のない悲しみ。
何やら難しい事をさせられるのだろうな、葬式とか。
お金はいくらあって、そして家のローンはどれ位残っていて、
保険はいくらになるのだろう。
車のローンもあるし、困った。
今考えても仕方ないことだが、とりあえず祖母や祖父を頼ることになりそうだ。
病院の外に出ると、むわっとした空気が頬をなでる。
家にから病院までは徒歩五分程度で着くのだが、体幹固定をされた状態では、少し歩きづらい。
また、何故だか涙目になってしまった。
続く
100:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 23:58:51] ID:5918ca9d
きっと病室で泣いた時に、全部受け容れたのだろう。
自分を残して逝った両親の事も、果たせなくなった約束の事も。
一度泣いてしまえば、スッキリしてしまった、とか、そんな
簡単なものでは無い。
あの時彼が流した涙には、様々な感情が込められていたように見えた。
そして泣き止んだ後、彼はもういつもの彼だった。
前よりも少し遠く感じるのは、私の思い込みだろう。
続く
99:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 22:27:29] ID:5918ca9d
誰も読んでる気しないwww
まあやめさせられるまで書くけど
98:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 21:53:41] ID:5918ca9d
97
つまりわかんなかったのね。
もっと表現力磨かんとなあ
97:吉田、家出するってよ◆0NU3DOXTfw [2015年3月7日 21:22:25] ID:b2535213
96:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 21:03:23] ID:5918ca9d
あ、また
"続く"
書いてない。
続くよ!
95:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 21:02:43] ID:5918ca9d
地震発生から一日と四時間。
彼が目を覚ましてからも四時間。
時刻は午前九時。
今日一日は大事をとって入院、とはいかずに、
彼はさっさと病院を出ることを選んだ。
理由は明白、
「金がバカにならないんです」
とのこと。
病室で泣いていたのが嘘のような立ち振る舞いには
結構驚かされたが、男の子の強さというのはきっと
こういうものなのだろう。
目を覚ましてから数分、ずっと彼は泣いていた。
声を漏らすことが害悪であるかのように、静かに。
そして、私に言った。
「ごめん、友達、約束、守れなかった」
その言葉の意味も、その時の彼が、ただのバイトの知り合いではない、
あの時の、"友達"だったことも、私には解った。
94:◆ii9O55/fSk [2015年3月7日 20:40:40] ID:3c2d7e76
おかえり!
頑張れー
93:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 19:41:51] ID:5918ca9d
回想を終え、ベッドにふかく体を沈み込める。
思い出した。
叔父さんのこと、友達との約束のこと、全部。
混乱する頭で、周りを見渡す。
右肩に巻かれた包帯とギプス。
窓からの光は、まだ外が日中らしいことを教えてくれる。
部屋の奥は、誰も寝ていないベッドが一つ。
病院の、どうやら二人部屋らしかった。
僕のお腹の上に頭を載っけて眠る女性が誰かというのは、考えずともわかった。
涙が溢れる。
辛い過去、そして、もう両親はいないであろう現在。
救えなかったという両親への負い目。
二度と消せないしがらみ。
そのせいで果たせなくなった約束。
せめてこの人には謝ろうと思い、左手で彼女をつついて、起こした。
続く
92:◆ii9O55/fSk [2015年3月7日 16:09:17] ID:3c2d7e76
91:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 15:59:52] ID:5918ca9d
続く
8時になったら帰ってくる
90:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 15:58:46] ID:5918ca9d
彼女は、きょとんとした顔を隠さずにこちらに向けている。
そして、顔を真っ赤にして、
「じ...じゃあ、よろしく、お願いしま...」
最後が聞き取れなかったが、まあいい。
外から足音が聴こえる。
「じゃあ、友達。約束しよう。僕が大人になって、君に会うときは、もう何のしがらみも無い、普通の友達だ。
そしたら、お店を手伝ってあげるよ。
だからそれまで、待っていて」
ガラリと、戸が開く。
「じゃあ」
そう言って僕は迎えに来た母とともに、店をでた。
「待って!」
そんな声が聴こえたが、無視して、歩んだ。
現実と、向き合うために。
89:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 15:46:44] ID:5918ca9d
その沈黙に耐えかね、
「ぷっ」
と吹き出したのは僕の方だ。
「そんなに会話が苦手な人、初めて見ましたよ」
そういって笑うと、
「そう、でしょう、ね...かぞ、いや、親しい人の、前なら、平気なんですけど...」
今、家族と言いかけてやめたのはおそらく、
家族の他に親しい人がいないと悟られないためだろうな。
それを無視して、一つ、彼女に恩返しをしようと思った。
「じゃあ」
「じゃあ、僕が、貴女の友達になります」
「それなら、平気ですよね」
88:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 15:31:00] ID:5918ca9d
85
86
ありがとう
ちなみにこれが過去のお話ってわかる?
87:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 15:29:57] ID:5918ca9d
彼女はおっかなびっくり、
「大丈夫、です、か?」
と尋ねてきたけれど、涙でぐしゃぐしゃの顔をわらわせて
「もう平気です、すみません」
と返事をした。
「なら、いい、です」
彼女はそう言って安心したようにすこし頬を緩めた。
それっきり、気まずい沈黙が流れた。
シーンとした店内。
「え、ええと、店員さんて、あがり症、なんですか?」
と、僕がろくに何も考えず放った質問に、彼女は
「う?え、あ...そ、そうです、ね、はい」
と、答えた。
また、沈黙。
「えーーっと、生まれつきなんですか?」
「あ、はい...」
「大変ですよね、接客とか」
「....そう...ですね」
沈黙。
86:◆ii9O55/fSk [2015年3月7日 15:26:58] ID:3c2d7e76
85:吉田、家出するってよ◆0NU3DOXTfw [2015年3月7日 15:19:43] ID:b2535213
大丈夫さ。焦る事はないぞwww
84:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 15:01:38] ID:5918ca9d
おせえな俺
もっと急いで書きたい
83:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 14:49:05] ID:5918ca9d
僕は、暖かくて、平凡で、当たり前な日常を、人殺しの烙印が深く焼きついたせいで、失った。
心の痛覚も失った。
でも、それらをこの子が取り戻させてくれた。
一生懸命に僕に気持ちを伝えようとしてくれるこの子の姿が
僕が失ったものを取り戻させてくれた。
そして取り戻した"心の痛み"が、僕に涙を流させた。
愛しい日常を取り戻した静かな喜びが、僕に涙を流させた。
霞んでしまった彼女の顔が、突然泣き出した珍客に慌てふためいてるのがわかる。
僕は涙を拭って、何が何やらわからないという様子の彼女を見て、
「ありがとう」
と言った。
きっと意味がわからないだろうけれど、この人には感謝の気持ちを伝えないといけない。
そう思った。
続く
82:Syaus [2015年3月7日 14:47:57] ID:e1afe951
ノンフィクションとフィクション混ぜてる
というのでグロイのが本当だとヤバイですね(・_・)
81:吉田、家出するってよ◆0NU3DOXTfw [2015年3月7日 14:09:17] ID:b2535213
ふむ
80:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 14:05:45] ID:5918ca9d
一分経った頃、やっと
「え...と...お客様は...その...私の...ことは...気に...しないで...下さい」
とボソボソ言った。
どうやら僕が謝ったことについて、謝る必要はなかった、
と言いたいらしい。回りくどいにも程があると思ったが、
なんだかそれが可愛らしく、可笑しく、また、笑った。
一言話そうと思い一歩前に出たとき、突然、ぽろぽろと涙が零れた。
「あれ...」
と、声がでたが、涙がでた理由は心の何処かでわかっていた。
続く
79:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 13:18:00] ID:5918ca9d
戻った
誰も読んで無くても書くぜ☆
笑った顔の僕を見て、彼女の顔は対照的にどんどんしょぼくれて、恥ずかしそうなものになっていく。
僕はなんだかいたたまれなくなって
「ごめんなさい、バカにしたわけじゃ無いんです」
と言った。言ったのだが彼女の顔はゆでダコ状態のままだ。
どうしろというのだ。
これは放置しておくべきなのか、と思い店を見て回ろうと思ったが、振り向きざまに
「や、あの...」
という声が背中にかかる。
「あ、はい」
と言って向き直ったが、彼女はまたわたわたして何も言ってこようとしない。
続く
78:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 12:21:45] ID:5918ca9d
ご飯食べてくる
77:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 12:21:22] ID:5918ca9d
店内を覗くと、大きな棚が店がの中央と、壁に沿っていくつか並んでいる。
左手奥の方には古めの家電が並んでいる。
右奥にはカウンターがあった。その中に、
中学生位の少女がいるのを見つけた。
古そうなこの店に余りに不似合いな年恰好の少女は、
僕と目を合わせると、慌てふためき、顔を真っ赤にし、
「い、らっしゃい、ま...」
というようなことを蚊の鳴くような声で彼女が呟いた。
どうやら、いらっしゃいませ、
と言いたいのであろうことは分かった。
停滞していた心の内が、ゆっくりと彼女の方へ動き出しているのが分かる。
そして、僕は思わず
くす、
と、笑った。
続く
76:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 11:49:06] ID:5918ca9d
75:◆NUUGL60dt6 [2015年3月7日 11:41:13] ID:60fd1e2a
面白い
74:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 11:30:49] ID:5918ca9d
ちと抜ける
すぐ戻る
73:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 11:30:14] ID:5918ca9d
知らない町を歩く事が、怖い事とは思っていなかった。
小さな住宅地ぐらいしかない町に、あんな大きな葬儀場があるというのはつまり、
ここは老人が多いのだろう。
それくらいは考えられる程には回復していたが、
まだ拠り所の無い心は、
ぼんやりと、立ち尽くしているばかりだった。
ふらりふらりと歩く住宅地は迷路のように入り組んでいて、
自分の苦しみも、悲しみも、何処かに隠してくれやしないかと思った。
一生ここで彷徨っていれば、それが叶いそうな、
そんな気持ちになった。
そんなときに、ふと、ある大きな店が目に入った。
なんだか武家屋敷のような門構えだ。
戸が開いている。
ふらりと体がそっちに誘われていく。
続く
72:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 11:11:47] ID:5918ca9d
僕が、止められなかったせいで、叔父さんは死んだのか。
そう思うと、もう、耐えられなくなった。
やっぱり、僕が、殺したんだ。
お父さんとお母さんが見ている前で、
知らない人達が見ている前で、
僕は声を上げて泣いた。
叔父さん、ごめんなさい。
そう叫んで、泣いた。
いい、君は悪くない。
そう言ってくれる人は、いなかった。
もう、お父さんも、お母さんも、何も言わなかった。
それからしばらくたって、いろんな儀式みたいな事も済んだときに、
今日はここで泊まらないといけない、と言われた。
そういう決まりらしいので、仕方ないことだった。
それに、そのときの僕は、何かを話せる状態ではなかった。
翌日、また昨日と同じようにいろんな祭儀を済ませた後に、
ひと段落ついたらしい空気をが流れた。
一人で勝手にふらふらと町を歩きに行った。
お母さんが見ていたけれど、黙認してくれたらしかった。
続く
71:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 10:42:20] ID:5918ca9d
あ、続くよ!
70:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 10:40:48] ID:5918ca9d
その後、僕は、知らない町に連れて行かれた。
「お葬式」
と言われた。
その町はきっと、叔父さんが住んでいた町だったのだろう。
父の運転する車で、大きな会場に行った。
式場の中には、たくさんの知らない人達がいた。
みんな泣いている。
その泣いている人達が僕を見て、怖い顔をした。
そして、
お前が殺した、お前が止められなかったから。
そう言われた。
何度も何度も、泣きながら、その人達は言った。
お父さんも、お母さんも、庇ってくれたけど、
僕を許してくれる人はいなかった。
69:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 10:30:09] ID:5918ca9d
僕が、人の死を始めて知った時の記憶。
僕が、殺したのだろうか、彼を。
ベランダから見下ろした、ぐしゃぐしゃの肉片。
最期に叔父さんが叫んだ、怪物みたいな断末魔。
そして、買い物から帰ってきたお父さんとお母さんが
泣きながら怒鳴る。
なんで止めなかった、お前がやったのか。
何も言うことができない。
叔父さんの肉片を触る、制服を着た沢山の人。
そのうちの一人が両親の方に行き、なにかを話す。
話が終わると、両親は僕をだいて、泣いていた。
ごめん、ごめんね、と言っていた。
でも、止められなかった。
その苦しみから、一生解放されないことは、まだ小さかった僕にもわかった。
続く
68:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 10:11:00] ID:5918ca9d
体が重い。
鼻が詰まっている。
頭痛がする。
目を開けるのも億劫だ。
思考を巡らせる。
僕は寝る前何をしていた。
その時、急に襲ってくる異常な感覚に僕は思わず身じろぎする。
断片的に再生される記憶の映像。
僕が伸ばした手。伸ばしても届かなかった手。
二人の、恐怖に歪んでいた顔。
ガタガタというとんでもない音。
強烈な喪失感が恐怖になっていく。
それに連鎖し、一つの記憶が蘇る。
続く
67:吉田、家出するってよ◆0NU3DOXTfw [2015年3月7日 9:59:44] ID:b2535213
66:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 9:58:07] ID:5918ca9d
65:吉田、家出するってよ◆0NU3DOXTfw [2015年3月7日 9:50:48] ID:b2535213
何気見てる
64:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 9:19:22] ID:5918ca9d
あ、続くよ
63:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 9:18:55] ID:5918ca9d
とん、と椅子に座った膝に何かが当たった。
それで彼女は目を覚ました。
どうやら彼のお腹に顔を突っ伏して眠っていたらしい。
ベッドの横に置かれたパイプ椅子を軋ませながら、
ゆるゆると彼の顔の方を見た。
目を開け、こちらを見ている。
その顔の頬を伝う水滴は、涙であると気付いた。
「約束...」
彼は泣きながらそう呟き、そのまま、
「ごめんなさい」
といって嗚咽を漏らし始めた。
何も言わずに手を取って、彼女は俯いた。
"約束"という言葉の意味を考えながら。
62:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 8:34:47] ID:5918ca9d
肩の筋は切れていなかったし、抉り取られた部分の怪我も軽いようだった。
しかし、彼女が心配しているのは彼の心だった。
人の死ぬ瞬間、それも家族の、一瞬で人が砕け散る
映像。
普通の17歳では、正気でいられるかも解らない。
それを危惧し、そして気にかけていた。
手を伸ばしていた、というの彼の行動は、きっとかけがえのない大切な二つの命を、
自分を育ててくれた二人の命を救うためだったのだろう。
それを、目の前で、壊されたのだ、彼は。
それを自分の両親に置き換えて想像してしまい、
思わず頭を振った。
それから彼女は、彼の事をじっと見つめ、ずっと待った。
彼が目を覚ますことと、自分が落ち着くことを。
続く
61:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 8:16:54] ID:5918ca9d
お腹痛いけどがんばって書く
地震が発生したのは午前中だったため面会にはすんなり行けた。
唯一彼と最近関わった人間なので詳しい話も聞くことが出来た。
どうやら落下するエレベーターに手を伸ばしたが、
間に合わず、落ちて来たエレベーターの上部機械に
肩を抉られるようにして接触、脱臼。
その際両親の死に様を見たせいか、強烈なショックで
倒れた、
それが医者の見解だった。
続く
60:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 7:59:52] ID:5918ca9d
おはーwwwおはーwwwおはーwww
wwwおはーでwマヨチュチュwww
59:Syaus [2015年3月7日 1:41:46] ID:e1afe951
重いですね(・□・)けど続きが気になる
想像しやすい文章で好きです
58:从'A`从 ◆9Q9KAMn8hU [2015年3月7日 0:56:09] ID:f9a56348
おやすみ続き期待
57:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 0:49:28] ID:5918ca9d
もう寝る続きは朝かな
56:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 0:45:59] ID:5918ca9d
もはやあらすじでは無くなったのは私の責任だ。
だが私は謝らない。
55:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 0:44:22] ID:5918ca9d
彼女はしどろもどろながら、必死にその
レスキュー隊員に状況を説明した。
すると彼はマンションの住民を集め、事情を聞き始めた。
成人男女二人の死体が落下したと思われる
エレベーターのなかにあったこと。
そのエレベーターが出発したであろう階の
エレベーターの出入り口に肩が外れた状態で
倒れている彼を見つけ、すぐさま最寄りの病院へ
第一発見者の隣室の男性が送ったこと。
彼の命には、別状はないこと。
そこまで聞いた彼女は、礼もそこそこに
ここらで一番大きな病院であり、
一番近い病院へと向かっていた。
続く
54:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 0:34:27] ID:5918ca9d
「僕」の住んでいるマンションに彼女が到着するまで、
バスを降りてから二時間経っていた。
エレベーター室らしきところに人だかりができているのをみて、
彼女は寒気を覚えた。
犠牲者、だろうか。
集まった人達の会話に聞き耳を立てる。
彼の名前はあがるだろうか。
何が、あったのだろうか。
この人だかりのなかに、彼はいない。
恐怖に怯えた頭が、状況だけをみて
勝手に事実をつなげる。
怖い。嫌な現実が構成される。
嫌だ。と叫びそうになったその時、
彼女の平静を呼び戻す声が聞こえた。
「大丈夫ですか」
駆けつけたレスキュー隊員の声だった。
続く
53:THE 七紙◆GtN0Plfghk [2015年3月7日 0:15:58] ID:5918ca9d
訂正
50
"自宅のマンションの"エレベーターに乗り込むところだった。
一方、家(店)にいた彼女は実家の両親の安否を確認し、唯一家族ではない知り合いの「僕」へも連絡をとったが、電話に繋がるのに出ない。
不安に突き動かされ、「僕」の家の住所を目指し、
彼女は復旧して間もない夜行バスに乗った。
続く